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soso7周年を迎え

先日sosoは7周年を迎えました。
みなさま、ありがとうございます。

普段お店のことにはほとんど触れないので今回久しぶりに今感じてることを書いてみようかと思えたので書いています。

縁があって長浜で「木と森」というお店はしてましたが、僕らは店舗を借りてそこをお店(職場)にして営業をしたいとは考えていませんでした。
自宅であり、お店であることで日常と仕事の境界線を極力なくし、働くことも暮らすことも同じ感覚で過ごしていくことに大きな希望を持って始めたんだと当時を振り返ると思えてきます。
当時はそこまで客観的な言葉は持ってなかったけど、たまたま使うことができた今の建物を使って自分たちの心地よいを必死に探していたし、今でも探してる。
先日も鴨居が垂れてて障子がスムーズに動かなかったのを補修したり、勝手口の建具を新調しりと。

また僕らのお店の歴史は子育ての歴史でもあります。
上の娘が保育園に上がるまで彼女もお店の一部のように僕らの仕事と暮らしの中を自由に動き回ってくれていました。
消耗品の買い出しの時に一緒に行ったり、夕方散歩を兼ねて歩いてスーパーまで行ったり、お昼寝させるためにベビーカーにのせたりと、まるでそれらも僕としては仕事の一部であるかのように当たり前の出来事だった。ああ懐かしい。

制作してるもの、できることも年々増えていきました。
元々は鉄工中心で、木工は木の種類すらほとんど知らない、触ったことがないところからのスタート。
なので初めは極力手を加えないスタイルで制作できるデザインをメインにしていたけど、やればやるほど作ってみたいものは増え、苦手な工程も地道に何度も繰り返し、最近はある程度自分の作りたいものが作れるようになって来たのは本当に嬉しいことなんです。

古いものが好きだった僕らは新しいものを買うよりも古いものを活かしていきたいと思う節が強かったけど、子育てや暮らしの中でその考えも柔軟になっていき、本当に自分たちが心地よいと思えるスタイルへとバージョンアップをして行っています。

今年に入り、僕らは新たに大きな目標ができました。
日々の暮らしを大切にしながら、今まで以上に柔軟にそして大胆に邁進していこうとこの節目を迎えて気持ちを再確認できました。

これからも毎日楽しく朗らかに過ごしながらみなさまに喜んでもらえるよう努めて参りますので、これまでと変わらぬ優しい眼差しで見守っていただければ幸いです。